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『ない』から『ある』へ ~ 南鳥島のレアアースが示す、私たちの「潜在能力」と「希望」 ~

Clear quartz crystals on dark metallic mineral matrix
目次

訓話の目的

  • 「資源がない国」という固定観念を打破し、新たな希望と自信を共有する
  • 南鳥島のレアアース発見を、職員一人ひとりの潜在能力の再発見に結び付け、日々の業務を前進させる起爆剤とする
  • 「泥(困難や課題)」の中にこそ大きな価値が眠るという視点を共有し、社会福祉の仕事の意義を再確認する

話の流れ

1. 導入:日本の常識と、覆された現実

私たちは長年、「日本は資源のない国だ」と教えられてきました。エネルギーも鉱物資源も、すべてを海外に頼るしかない。だからこそ、技術と人材で勝負してきたのだと。

しかし、この常識が今、南鳥島の海底で根本から覆されようとしています。東京大学の研究で明らかになった、世界第3位のレアアース泥、1600億トンという数字です。

これは単なるニュースではありません。これは「ない」と思っていた場所に「あった」という、「希望」の象徴です。

2. 本題1:レアアースが示す「潜在能力の発見」

レアアース(希土類)は、最先端技術に不可欠な特別な資源です。スマートフォン、電気自動車、医療機器。これらに欠かせない存在です。

この発見を、私たち自身の仕事に置き換えてみましょう。

「資源がない国」という自己認識が「日本」だったように、私たちは日々の忙しさの中で、自分の「本当の価値」や「潜在能力」を見過ごしているかもしれません。

  • 専門性:何気ない声かけや支援方法の中に眠る、利用者様の心を動かす特別なスキル
  • 共感力:AIやロボットには真似できない、人として寄り添う深く温かい心
  • チーム力:個々が力を出し合った時に生まれる、地域を変えるほどの力

南鳥島の泥のように、私たちの「潜在能力(レアアース)」も、まだ掘り起こされていないだけなのです。

3. 本題2:「泥」の中から価値を見出す意味(成長の起爆剤)

レアアースは、手軽な鉱石ではなく、「泥」として存在します。泥は、手間と時間をかけて、価値あるものを取り出す必要があります。

私たちの日常の仕事も同じです。

介護の現場には、予期せぬトラブル、人間関係の摩擦、制度の課題など、私たちの目の前には「泥」のような困難が常にあります。

しかし、この「泥」の中に飛び込み、工夫し、粘り強く向き合うこと。それが掘り起こす作業であり、私たち自身を磨き、成長させる「起爆剤」となります。

トルコでもレアアースが発見されています。世界中で「新しい資源」が「発見」されている時代です。それは、「新しい価値観」や「新しい支援の形」が、私たちの職場や地域にも眠っていることを示唆しています。

4. まとめ:私たちは「希望の国」の担い手である

日本はもはや「資源のない国」ではありません。私たちは「資源がある国」の一員として、新たな自信を持っていい。

南鳥島のレアアースが日本の経済的な「成長の起爆剤」になるように、職員一人ひとりの「潜在能力(レアアース)」の発見と活用が、私たち法人の、そして地域社会の「成長の起爆剤」となります。

泥の中にこそ価値がある。困難の中にこそ成長がある。今日一日、目の前の課題(泥)から、利用者様の笑顔という名の「レアアース」と、ご自身の成長という名の「価値」を、一緒に掘り起こしていきましょう。

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