素直な心とは自分自身のいたらなさを認め、そこから努力するという謙虚な姿勢のことです。
とかく能力のある人や気性の激しい人、我の強い人は往々にして人の意見を聞かず、たとえ聞いても反発することです。
しかし、本当に伸びる人は素直な心を持って人の意見をよく聞き常に反省し自分自身を見つめることのできる人です。
そうした素直な心でいると、その人の周囲にはやはり同じような心根をもった人が集まってきて、ものごとがうまくいくものです。
自分にとって耳の痛い言葉こそ、本当は自分を伸ばしてくれるものであると受け止める謙虚な姿勢が必要です。
「参考文献 京セラフィラソフィー 稲盛和夫著」
